第3回 「実行型組織とは?」

「実行型組織」とは文字通り、発見した再現性の高い成功のシナリオを、ひたすら忠実に実行することを目的とした組織です。
一般的にこのステージでは人を増員することになります。
人を増やして生産量を上げ、人を増やして営業活動を拡大し、ひたすらに売上の拡大、増収増益をめざします。

 

戦略型組織では再現性の高い成功のシナリオを発見するために、さまざまな試行錯誤が繰り返えされました。
戦略型組織の中には小さな失敗が、やがていつか大きな成功に結び付くというチャレンジ文化が形成されます。
しかし、実行型組織はそうではありません。

 

実行型組織は小さな失敗を嫌います。
小さな失敗(ミス)が大きな失敗(事故)に繋がるという文化が形成されていきます。
実行型組織の場合には行うべきこと、行ってはいけないことが明確です。チャレンジなどするよりは、決めたことを決めた通りに行う方が会社を発展させる力となります。

 

実行型組織の場合には、実行すべきことが明確化されていますので、改めてチームで何かを考えるよりも、個人の能力を高めた方があらゆる面でうまく行きます。
会議は個人又は各セクションが、決められたことをきちんと行えているか否かの報告会(反省会)となります。会議の中で創造的なことは一切起きなくなってきます。

 

今さら何かを深く考える必要も、チームで話し合う必要もほとんどありません。
ただただ実行するのみです。
そして、ただ実行すれば、会社はどんどんと成長する時期でもあります。